デンタルクリニックK院長齊藤は、
東京新聞TODAYの「すこやか生活情報」に隔月でコラムを連載しています
「マウスウォッシュ」は口の中を爽やかにして口臭を予防するだけではなく、薬用成分の働きで虫歯や歯周病の予防にも効果があります。マウスウォッシュは使用方法によって2つのタイプ「洗口剤」と「液体歯みがき」があります。「洗口剤」は口をすすぐだけで効果が得られますが、「液体歯みがき」はブラッシングをする事で、効果を発揮する様に設計されていますので、ブラッシングが必要です。
一般的に「マウスウォッシュ」と言えば、「洗口剤」を指す事が多いです。洗口剤はすすぐだけと使用方法は簡単で、口の中の隅々まで薬液が行き渡るため、ブラッシングでは取りきれない細かな汚れを洗い流してくれるので、歯磨き後に使用する事でより効果を発揮し、虫歯や歯周病予防に最適です。洗口剤は、もし辛く感じる様では濃度が濃く、殺菌作用が強すぎる可能性があります。悪い菌のみならず、口の中にもともといる良い菌まで殺してしまう可能性もあるので注意が必要です。辛く感じてしまう場合は、お水で少し薄めてからの使用をお薦めします。